So-net無料ブログ作成
検索選択
前の2件 | -

続・待ってる人がいる 

先日、ちょっと足を伸ばして郊外のうどん屋に出かけた。
ネットで店を見つけた相方曰く、「趣味全開の店」らしい。うどんはもちろん手打ち、そしてご近所で採ってきた山菜が自慢とのことである。
入って、玄関で靴を脱ぐ。もともと店主が住んでいた家なのか、店というよりは完全に「親戚のお宅」感満載。中に入ってみると、テーブル4つと6畳ほどの小上がりは満席。厨房の中では4人ほどが忙しそうにしているが、家族経営なのか、なんかちょっと不安な要素として、みんな目の前のことに一生懸命というか必死というか…、太田和彦は、よい店(彼の場合は「呑み屋」だが)の条件として「家族経営であること」を挙げるが、不幸にも私はあまり頷ける場面にあったことがない。「むぅー」と思っていたら、若いお姉さんが気づいてくれた。先に4名が待っていると言われて、そのあとの案内になることを承諾し、名前を告げて一旦玄関ホールに戻る。
が、そこは「親戚のお宅」であるので、店的な待ち合い仕様になっていない。使われずに置かれている子ども用の食卓椅子が2脚あり、やはりどこかのお宅で使われていたような、デザインの違うものだが、いずれも私のお尻は入らなかった。しょぼーん。すると、2階がギャラリーになっていて、猫の写真展をやっているという。上ってみると、2階は吹き抜けになっていて店を見下ろせるのだ。そこにいたお姉さんにおすすめされて、中に鈴が入った羊毛フェルトで作ったボールを買った。それぐらい自分で作ればいいんだけれど、売り上げが猫の保護活動に使われる、と聞けば断れない。ひとつ300円のボールがふたつ。どれだけの足しになるのかわからないけれど。

やっと呼ばれて席につく。
実は、初めに覗いたときに気づいたことだが、この店はとにかく回転率が悪い。手際とか効率というものの対極という店の空気もさることながら、食べ終わった客が、いつまでもだらだら寛いでいる。それもあって、「親戚のお宅」感、もっと言うと「夏休みのおばあちゃん家」感がモヤモヤと漂っているのだ。まあメインのあとのデザート待ちも多く、それはまだいいとして。
私たちの隣のテーブルは、若い夫婦と3歳ぐらいの男の子。私たちが席についたとき、父親はすでに食べ終わったお盆を前に、男の子が次々に持ってくる絵本を読んで聞かせている。その間にも、客が次々に入ってきて、やはり私たちと同様に2階で時間潰しをしている。私は、隣もデザート待ちなのかと思っていたら、お盆を下げに来たおばちゃんが、「お茶お持ちしましょうか」と訊く。すると、妻のほうが「お願いします」と言うのだ。
なぬぅぅぅ~???

とたんに、それまで美味しくいただいていたうどんの味がわからなくなった。
少なくとも3組は待っていたと思う。そのなかで、いつまでも「自分ち」みたいに寛いでいる若い家族。心のなかで「ゆとりか!」と毒づきながら、食べ終えた。消化によくない。
帰り、相方が、「美味しかったけど、もう行かない」と言った。同じことを考えていたのだ。まったく、お店に罪はないのだけれど。
買って帰ったフェルトのボールは、大喜びで猫どもに迎えられた。よかったよかった。

帰ってからもしばらく、考えてみたのだ。どうしてあんなことが起きてしまうのか、ということについて。
小さい子どもを連れて外食するのは、なかなかたいへんなことだろう。そのなかで、あの店は子どもが少々騒いでも叱られずゆっくりできる数少ないところなのかもしれない。私は子どもはいないし苦手だけれど、たとえばウチのなるとを連れてお出かけするという場面を想像すれば、そのたいへんさは充分同感、同情できるというものである。実際子ども連れ率は高めだった。あるいは、スーパーマラドーナの田中似の夫は、会社でパワハラに遭って「オメエみたいなヤツは会社のお荷物なんだよ!」とか言われて(『ウチの夫は仕事ができない』風)ヘタレて休職中に美味しいうどんに癒されに来たのかも知れない。はたまた、3歳児に振り回されてお疲れ気味の妻に、スーパーマラドーナの田中似(ひつこい)の優しい夫がゆっくりしてもらおうと遠くから車を飛ばして…

………違うな。



なぜか、涼しいリビングでなく、玄関で寝るのがトレンドらしい。
DSC_0023-640x360.JPG
末っ子ちくわは、なると兄ちゃんより大きくなった。
nice!(0)  コメント(0) 
[モフ猫生活] 共通テーマ:日記・雑感

待ってる人がいる 

連休明けから1週間の断食中である。1日目、寒くて眠くて頭が痛くて、すっかりげんなり。日ごろ食べすぎだとそういう症状が出るそうな。しょぼーん。
そんな中、今週は頑張ってヨガに3回行こうと意気込んでいたら、3回目の今日、入り口が閉まっていて中ではワックス掛けの真っ最中。あれー、お掃除長引いてるのかしらん???…定休日でした。しょぼしょぼーん。

図書館の本がネットで予約できたり、借りたところじゃなくても返せるようになったりして、便利に使っている。けれど、最近、予約した本をキャンセルすることが多い。そしてそのまま書店に直行、あるいは、ブックオフから「中古本お知らせメール」が来て、買ってしまう。

去年、遊びに来た大学時代の友人が、『きみの膵臓をたべたい』がたいへん面白かったと言うので「じゃー図書館で借りてみる!」と勇んで予約したら、なんと968番目。ぬぉーと思って友人に「968番目ってなんだよう、何年かかるんだよう」とLINEしたら、わざわざ横浜から送ってくれたのである。大学を出てからずっと大手建設会社で働き続け、ひとり息子を育て上げ(って書くとシングルマザーみたいに聞こえるけどちゃんと夫がいる)、小田原の現場に通っている彼女。それなのに、毎日6ニャンとのんべんだらりと過ごしている私ったら、せっかくのその本を、未だ半分しか読んでいないという体たらく。バッグに入れて外出しても、カフェでコーヒーを飲むなら、ウチでゆっくり飲もうと思って帰ってくるのだが、帰ればなんだかんだあって(おやつの匂いを嗅ぎつけたヤツらが昼寝から起きだして大騒ぎになるとか)ちっともゆったり本を読むような空気にならない。そうしてただただバッグに入れた本を運んでるのである。ああ不毛。

話は戻って、最近キャンセルしたのは編み物の本である。
手芸の本ってのは、買うと、カラーのページが多いからか結構お高い。そのくせ全部が全部気に入ったものが載ってるわけじゃないことがほとんどである。古本で手に入れるのもありだけれど、それとてほんとうに気に入ったものだけにすることに決めている。やっぱり「カワイイ」には流行もあり、自分の好みも変わったりするのだ。そこで、書店で「おっ」と思ったものが載っている本は、図書館のサイトで予約する。そして私の場合、駅にある出張窓口で受け取るのだが、お目当てのところだけを近場のコンビニでコピーする。受け取ってものの数分、速攻で返却する。
先日キャンセルした本は、2月に予約した時点で16番目という順番だった。図書館のサイトによればその本は市内に2冊しかないので、気長に待っていたのだったが、4月になってチェックしてみたら、まだ9番目だった。これはいくらなんでもひどいなあと思ってキャンセルしてしまった。
私みたいな「速攻返却」はおかしいのかもしれないが、やつあたりじゃないが、私の前にその本を借りた人たちに対して、思ったのだ。
小説ならいざ知らず、いくら貸出期間が14日間だとしても、手芸の本を借りて目いっぱい14日間手元に置いておくメリットがどこにあるんだろう?まさかその本を広げて靴下編んだりしてるとか?…ってことは、あとの人は編み上がるのを待ってる感じなのか。なんだかなー。

そのうちブックオフから件の本の入荷お知らせが来たが、そのころには、その本に対する興味をすっかり失っていたのであった。おあとがよろしいようで。

nice!(0)  コメント(2) 
[モフ猫生活] 共通テーマ:日記・雑感
前の2件 | -
ペットもたいせつな家族。みんなで一緒に考えよう。